キャンプギアって趣味だけで使うともったいないですがホントに日常で使えたり災害時に活躍するものもあるんです。
その中から今日はアルコールストーブを紹介します。ストーブと言っても調理する道具になります、
災害用で考えたらシングルバーナーやカセットコンロが一番使い勝手が良いのは間違いないですが、
例えばおかずはシングルバーナーやカセットコンロで調理し、お湯を沸かしたりご飯を炊くなど小鍋で済む料理はアルコールストーブを使うなど使い分ければ手早く調理が出来るわけです。
また燃料が異なるのでカセットコンロがなくなった時でもアルコールがあれば使えますし、あれば安心です。
アルコールストーブとは
一般的には調理道具として用いられます。登山する人向けの道具で軽量かつコンパクトが売りとなっています。
アルコールに火をつけるだけの簡単着火で青い炎がとても美しいです。この青い炎が好きだからと敢えて使う人も多いです。
火力もそこそこあるのでお湯や簡単な調理も出来てしまうんですよ。
ちなみにアルコールストーブは『アルスト』と呼んでいる人もいますし『アルコールバーナー』と呼ばれることも多いです。
アルコールストーブの燃料
ドラッグストアやAmazonで手に入ります。500mlで500円前後です。
各メーカーの特徴
YAEI(やえい)

自分のアルコールストーブになります。
一押しではないのですが自分が持っていて写真があるので一番手に紹介します。
原産国:日本

【良いところ】
●専用のゴトクがついているので小さなお鍋なら載せられます。
●素材がチタンで出来ている。軽い、そして熱で青く変色するのでかっこいい。
●火力結構すごい。空気孔が沢山あるからか火力が結構すごいです。
【いまいちな所】
●蓋がないので消しづらい
アルコールストーブを消火するのには、空気孔をふさぐ必要があるのですがyaeiには専用の蓋がありません(T_T)
空気穴は2段になっているので、平らな鉄板などを載せても下段の穴は塞げないので、大きめの缶で覆わないといけません。
●火力の調整が出来ない
●燃焼時間が短め
20分~25分くらいです。飯ごうでのご飯はギリ炊ける程度(上記画像が飯ごうでの調理中)
Amazonで購入したのですが、今はあちこち探しても販売されていないので生産終了してしまったのかもしれません。
コストパフォーマンス最高!エバニュー
エバニューもチタン製がありますがコスパを優先してステンレスで紹介します。
原産国:日本
【良いところ】
●火力調整用の蓋つきセットがある
● ステンレス製は値段も手頃
●燃費が良い(40分程度燃焼する)
【悪いところ】
●燃料入れる際にメモリがない(ステンレス製)
ステンレス製にはメモリがないようです。ですが燃料の量はだいたいで良いので無くても困りません。
ゴトクは十字タイプが一番安くてコンパクトですが、ゴトクが直で乗っているので蓋を半分乗せて行う火力調整ができません。
自分は火力の調整したことがないので無くても良いかなと思っています。火力が強かったら鍋を浮かせたりしますのでね。
ヒロシさん愛用のトランギア
アルコールストーブで人気ナンバーワン、トランギアはキャンプ用品では超有名です。
芸人ヒロシさんも持っている事で知られています。
トランギアは、メスティンという万能クッカーでも有名で、アルコールストーブとセットで愛用するキャンパーも多いです。
自分はまだ買えていないので、いつか仲間入りしたいものです(^o^)
原産国:スウェーデン
【良いところ】
●火力調整用の蓋つきセットがある
● ゴトクなどの種類が豊富
●圧倒的知名度で使い方の動画もいっぱいある
●ゴールドでちょっとかっこいい
【悪いところ】
●燃焼時間がやや短い(3分の2入れた状態で25分)
●ゴトクが別売り
空き缶で作る
これ結構作ってる人いるんですよ。空き缶で作る技です。動画検索してみるとわんさか出てきます。
作り方は1通りだけではないかもしれませんが、ホンダ(車メーカーのホンダです)が紹介してたのでリンクを貼り付けておきます。
その他
アルコールストーブと一緒に使うと便利な商品も紹介しておきます。
トランギアのメスティン
先ほどトランギアの所で話題に出したので商品も紹介しておきます。
このお弁当箱のような物をアルコールストーブのゴトクの上に乗せて調理するイメージです。これをフライパンとして肉や野菜を炒めたり、鍋として使う場合は1食分のインスタントラーメンを作ったり、ご飯を炊くことも出来ます。万能ですね。
SOTO焚き火台
アルコールストーブや、固形燃料、焚き火台として幅広い使用用途がありながら値段が1,000円程度とお買い得です。板を組み合わせるだけで作れるのでとても簡単ですが、アルコールストーブを入れる際は底面は外して使った方がはまりやすいと口コミに書いてありました。
もしかすると入らない可能性もあるので、純正の商品ではないものを買う際はサイズを確認してから購入してください。
まとめ
キャンプ道具は趣味の道具と思われがちですが、災害時に役立つグッズでもあるのでお勧めです。自分は夜、星を見ながらいっぱいやるときに小さなフライパンを乗せてつまみを焼いたりしています。ちょっとした贅沢にも使えちゃいますよ。