学校ではお金についての勉強って無いですよね。
この親子で学ぶお金と経済の図鑑では、お金に関する幅広い知識が身につきますのでお勧めですよ。自分はまずこの本で親が勉強して、近いうち子供と一緒に読もうと思っています。
内容
例えば、物の値段が決まる仕組みや株についても書かれていますが、可愛い動物のキャラクターが会話している絵で説明されているので非常に読みやすいです。
だいたい1つのテーマに対して2ページ程度なので最初の知識としてはちょうど良いボリュームで書いてあります。
物の値段はどんなときに高くなるか、安くなるかをわかりやすく説明しています。また値段は物だけにつくとは限らないことも補足としてちゃんと書いてくれていました。
株価についてはチャートの説明もあるのですが、これらはさすがに株やチャートを見たことがないと理解が難しいかもしれませんので、子供にはさらっと話をして終わるつもりです。
本書で一番良かったのが『どうしてお金って使えるようになったのか』というテーマがあったことです。そもそもお金は紙切れを印刷しただけのものか銀やアルミ、銅で作った丸いやつですよね。何でこれがお金だと皆が信じられるようになって、物あるいはサービスと交換出来るようになったのか?
そんなお金の歴史が簡単ですが、この本にはしっかりと記載されていました。
またお金の価値が下がってハイパーインフレになった例もしっかり記載してありますので、親子で読みながらしっかりお金について考える事が出来ますよ。
また仮想通貨についても説明があるのですが、まさにこれも何で紙や硬貨という物では存在しないお金がお金として認識されるようになったのかが記されていました。
まとめ
この本はお金の勉強が広く浅く身につくので、最初に購入する本としては自分は良かったと思います。
恥ずかしながら自分も知らなかったことが結構あったので、まずは自分から学ぶことにしました。でもとても読みやすいし大事な事は簡潔ですがしっかり記載されていますので最初に学ぶ本としてはとておもお勧めできます。