【親子で勉強】配当金や配当利回りの計算方法

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今回も親子でお金の勉強のお話です😌

実際に株を購入しようと思っても、配当金がいくら入るのかわからないと購入に踏みきれなかったりします。

配当金がいくら入るのかなぁ。調べ方がわからないや

大丈夫です。配当金とは?配当利回りとは?そして計算方法についても解説しますね。

この記事は親子で一緒に読んでいただいて一緒に理解してもらえるように、簡単でわかりやすい内容にしていますので是非一緒に読んでみてください。

難しい漢字は読んでもらってねー

お子さんの対象年齢は小学校4年生以上としています。

4年生未満でも、これら↓がある程度理解出来ていればチャレンジ可能です。

●かけ算
●割り算
●1より小さい数(分数、小数点)
●量(リットルとか)

算数が得意な子、親御さんがサポートしてあげながチャレンジする場合は、小学4年生になっていなくても取り組んでみてOK

ただ本人にとって難しい内容だと嫌いになる可能性がありますので、無理なく楽しくやれる時期がくるまで待ってあげても全然遅くないと思います。

実際我が家の子供たちにもまだ計算はさせていないんです。

あせらず取り組めばいいかなと思っています。

配当金や配当利回りの計算方法とは

配当金については、のちほど説明しますが先に計算式だけ先に載せておきますね。

配当金=株価×配当利回りー税金

計算の詳細や言葉の意味などはこの後説明しますね

株価が1,000円で配当利回りが3%の場合
1,000円×0.03=30円
さらに税金を引きます。
税金は20.315%かかるので30×(1-0.20315)=23円となります(日本株の場合)
小学生には難しい計算かもしれませんが、だいたいで良いと思います。

上の表は、税金を引いた金額の表です。

小数点は切り捨てになりますので、税引き後の配当金の計算が23.9円だったら23円になります。

例えばお気に入りの銘柄の税引き前の配当金が5円だったとしたら

表の税引き前(株価×配当利回り)が5円の所を見ます。

そして右側の税引き後が自分に入ってくる配当金。

5円だったのに税金で引かれて4円になることがわかります。

入ってくる配当金の金額は4円になることがわかります。

逆にこの表にない数値で、税引き前の配当金が32円だったとしたら

30円と35円の間なので、税引き後の配当金は23円から27円の間になると考えられます。

こんな風に活用宇してみてください。

アメリカの株の場合はさらに10%の税金が引かれるので覚えておきましょう

配当利回りの計算方法

今度は、配当金はわかっているけれど配当利回りがわからないときの計算方法になります。

例えば・・・
株価が1,000円で、配当金が年10円の場合

10円÷1,000円=0.01だから配当利回りは1%となります。

配当金とは毎年もらえるお金のこと

配当金(はいとうきん)とは毎年もらえるお金のことなんです。

うちでは配当金のことを『おこづかい』と説明しています。

『配当金』と『おこづかい』の解釈は違いますが

子供には伝わりやすく説明したいので我が家では『おこづかい』と説明しています。

この、おこづかいをくれる銘柄(会社と思っておけばOK)もあれば、全く出ない銘柄もあります。

では、どこを見てわかるのかというと

『配当利回り(はいとうりまわり)』という所を見ます。

配当利回りは、買った株価(株の金額)に対して1年間でもらえる配当の割合のこと

おこづかいがもらえる株がいいに決まってる。もらえない株なんて誰も買いたくないじゃん。

それがそうとも限りません。

実際におこづかいが出ない会社でも人気の株もあります。

なんで?って思いますよね。

例えばアップル。小学校で使っているi-pad(アイパッド)を作っています。アップルは自社製品の開発など会社のためにお金を使うので配当金は少ないですが、i-padのように売れまくる製品を作るので株価が上がるので人気があります。

株に大きく2種類に分けられます。

①インカムゲイン・・・配当金が沢山出る銘柄
②キャピタルゲイン・・・株価が上がりやすい銘柄(配当金は0だったり少ない事が多い)

②のキャピタルゲインは、例えば100円で買った株が1000円になったタイミングで売ったとします。

そうすると
1,000円-100円=900円の利益になるわけです。

実際には税金等引かれるのでもう少し減りますが、キャピタルゲインとは利益を目的とした株の買い方。

①②自分はどちらのタイプを購入したいのか考えてから買うと良いですね。

おぼえちゃおう
★配当金(はいとうきん)・・・会社からもらえるおこづかい(会社がもうかった分を株主にもわけてくれるお金)
★配当利回り(はいとうりまわり)・・・買った株価に対してもらえる配当金の割合
★インカムゲイン・・・配当金が多め(高配当)の銘柄
★キャピタルゲイン・・・株価が上がりがちな銘柄

配当金をもらえるのは株主になった人の特権

1株でも持ってる人の事は株主と呼ばれます。

例えばSwitchで有名な任天堂の株を1株買ったら、任天堂の株主になるんです。

株主についてはまた別の機会に詳しくお話ししますが、会社の大事な決めごとをする会『株主総会』に参加できたりするようになります。

会社の経営に参加できるイメージでOKです。

株主になったからこそ、会社のもうかった分を配当金という形でもらうことが出来るんですね。

配当利回りと似た言葉で優待利回りがありますが別物なので注意しましょう。

配当利回りは配当金優待利回りは株主優待といって会社の商品券とかお食事券が貰えたりします。

例えばビッグカメラの株を100株持っていると、お店で使える商品券が貰えたりします。

よくテレビに出ている桐谷さんは株主優待券で生活しているよね

覚えておきたい権利付き最終日

配当金や株主優待を貰うためには、決まった日に必要の株数を持っていなくてはいけません。

その持っていなくてはいけない日の事を『権利付き最終日』と言います。

●必要な株数を持っている事
●権利付き最終日の取引終了時点まで持っている事
●株を持ったまま次の営業日を迎えると事

これらをクリアすると配当金や株主優待を受け取る事が出来るんです。

権利付き最終日の翌日は、優待券目当ての人が売りに出すので株価が下がる傾向にあります。

この権利付きの翌営業日を権利落ち日と言います。

配当金は1株あたりですが、株主優待をもらうためには、ある程度必要株数が必要です。

それは銘柄ごとに違いますが、ググったり証券会社の各銘柄のページで確認出来ます。

優待はだいたい100株以上から受け取れますが、上新電機は1株でも持っていれば貰えるみたいです。

配当性向とは?

配当性向とは会社がもうけた利益の何%を株主に配当金(おこづかい)として配っているかの割合。

割合が少ないと、その会社は儲けたわりには株主にはあまり配当金を出していないことになります。

そんな会社に株主は魅力を感じないですよね。

ケチな会社は株は売られるばっかりとなり株価も下がっちゃいます。

だいたい20%~30%が国内株の平均みたいなので、コレを下回るような会社はケチケチかもですね。

だけど配当性向が低いと会社が必ずしも良いとは限りません。 

先ほどお話ししたAppleのように製品の開発などにお金をかける会社もあるので一概には言えないんです。

会社の業績やニュースを見て、業績が安定してるか、そういったところをしっかり見極める必用があります。

配当性向の価は、証券会社に載ってると思うので計算式までは覚えなくてもいいかもですが

一応載せておきますね。

配当性向(%)=1株あたり配当金÷1株あたり純利益×100

まとめ

子供にはちょっと難しい計算もあるので、慣れるまでは大人が計算してあげても良いと思います。

また、親子で同時に勉強を始めるよりは、親御さんが先にある程度知っておいてスムーズに説明してあげられる状況の方が子供が飽きずに取り組めるのでお勧めです。

是非親子での投資の第一歩を踏み込んでみてください。

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