英語検定や漢字検定を受けた事がある人、多いと思います。
ところで算数検定や、かず・かたち検定ってご存知ですか?
数検の級の中で小学校のレベルの級を算数検定、
算数検定受験は難しい小さい子が、かず・かたち検定です。
私は子供が入学前から毎年受験させていて6回以上受け、初回は不合格でしたがあとは合格することができました。
私自身も算数は苦手でしたが、うち子は私以上に苦手になって自分に自身をなくしちゃう日がくるんじゃないかと思ったのが検定を受けるきっかけになりました。
お子さんの受検を考えている保護者の方に役立話ではないでしょうか😌
ダラダラ書いちゃっていますが、お時間あるときに読んでいただけたら幸いです。
検定を受けることにしたきっかけ
我が子は年中さんから受検させていましたが
その理由も含めて我が子について少々お話させてください。
そもそもうちの子って…
おっちょこちょいで不器用😵
そのくせプライドは高くて、他人をお手本にすることが嫌い。
『自分の考えた通りにやりたい』って感じでした。
自分の考えを持つのはいいことですが、やはり不器用なのでなかなか上手くいかない😅
「人をお手本にするのが得意な子供はどんどん上手になるのに、うちの子は大丈夫なのかなぁ」
私は時々そんな風に考えてしまっていました。
さらに…
このままだと小学校に入学したら勉強で苦労しそうだわ。
・・・そんな事を考えてしまうようになりました。
今となっては少々心配しすぎだったと思いますが、1人目なので過保護になってしまってたのかもしれません。
そんな過保護で未熟な母ちゃんは
『私が入学までに学びかたを教えよう』
そう決めたんです。
私が子どもの『わからない』を教えることで、人から学ぶ姿勢を身に付けさせる。
その取り組みの1として、かず・かたち検定、算数検定をやることにしました。
理由は、こんなメリットをがありそうだったからです↓
●勉強を教わる訓練になる
●合格する事で達成感を味合わせる事が出来る
●親も子供の学力を知ることが出来る
●算数が強い子になりそう
こんな感じです。
最後の算数が強い子になりそうは、強くなれたかというと・・・
『多少』といった所でしょうか^^;
詳しくお話ししていきますね。
算数に強い子になった?
家ではチャレンジの勉強もやっていたので検定だけの効果ではありませんが
6年試してみて結果どうだっかというと・・・
話を聞く力、集中力、思考力はついたと思います。
教えても『わからん』という状況は激減しました。
サボるときもありますが、帰宅後は自主的に宿題や勉強にとりかかるようになりました。
少し難しそうな問題も正解する確率が上がったと思います。
でも。。。算数の成績は『普通』なんです。
あんなに教えてきたのに成績が『良い感じ』ではなくて『普通』なのか。
私なりに分析してみました。
原因① 計算ミスをしがち
まず1つ目は計算ミス😅
おっちょこちょいが出ると計算ミスをしてしまいます^^;
小学校2年生のとき、かけ算とわり算をおぼえますよね。
かけ算とわり算のミックスになると見違えちゃったり😅
わり算なのにかけ算。
引き算なのに足し算もやってました。
計算ミスをなくすためには繰り返し練習しかない。
これは算数検定の勉強をちょっとやっただけでは身につきませんでした。
苦手だなーと思う勉強は繰り返し練習させるのが必要ですね。
原因② 文章の読解力がまだまだ
2つ目は文章の読解力
ちょっと複雑な文章題になると『わけわからん!』って諦めモードになるのか解けない事があります。
問題自体はさほど難しくなくても文章がちょっと複雑になると苦手モードになってしまうみたいです。
これも色々な文章題を解く事での訓練になると思うのでコツコツが大事かなと感じました。
原因③ 難しい!わからない!と諦めがち
3つ目はメンタルです^^;
2つ目でお話ししたように、文章題は難しいと感じると諦めちゃうんです。
そしてテストや普段の勉強でも×バツをつけられると超不機嫌に。
キーキー怒り出して泣き出すこともしばしばありました^^;
難しいと心が折れ、バツをつけられても心が折れ・・・
この超めんどくさい性格は多少落ち着きましたが今も健在です^^;
クールダウンさせる為に落ち着かせる必要があり、とっても時間がかかる・・・
そうそうバツを嫌がる子って時々いるらしく、学校の先生の中にはバツをつけないようにしてくれる先生もいるそうです。
算数検定、かず・かたち検定は受検すべきか?
検定に挑戦すること、私は是非お勧めしたいです。
思考力や集中力を身につけることで多少なりともお利口さんになったと思います。
また教わる姿勢、私が説明している間は耳を傾けて集中しているので
これも小さいうちからの努力が実ったのだと感じます。
まだまだ課題は多いですが、子供もよく頑張ってきたと思うし
私も子供とともに成長する事ができて、続けてきて良かったと感じています。
そうそう、うちの小学校では無料で算数検定を受検出来るようになりました。
皆さんのお住まいの小学校ももしかしたら実施しているかもしれません。
一度調べてみてはいかがでしょうか?
入学前は、かず・かたち検定から始めよう!
幼児にちょうど良いレベルがかず・かたち検定です。
レベルはゴールドスターとシルバースターの2つあります。
そんな小さい頃から受験できるんだ!
でもうちの子、まだ文字も書けないし、計算とか全然出来ないけど。
大丈夫、お名前など文字を書くときは保護者が代理で、問題が読めないときは保護者が読んであげてもOKです。
問題の難易度はシルバースターであってもゴールドスターであっても
絵にある数を数え、同じ数だけ●や★などの記号を書く内容がメインの印象。
それは安心。
ちなみに試験会場はどこで受けるの?
団体受験じゃなくて個人で受験する場合、試験は自分の家で行えます。
事前にテストが送られてくるので試験の日時になったらスタート!
制限時間は40分。
試験管が居ないので保護者が制限時間も確認しなくてはいけないんです。
終了後はテストを郵送すると合否結果が出たあとで合格証と採点済のテストが戻ってきます。
そして合格したら立派な合格証が届きます😀
頑張って合格した証なので子供は大喜び。今でも大切に保管しています。
もし興味があったら、数学検定・算数検定のホームページに過去の問題が閲覧出来るので見てみてくださいね。
リンク:数学検定・算数検定
小学校入学からは算数検定
算数検定も数学検定と同じみたいですが、算数を習う小学生レベル(11級から6級まで)を算数検定と読んでるみたいです。
11級が小学校1年生で習うレベル。
1学年ごとに級も上がり、6級が小学校6年生で習うレベル。
別に未就学児が受けられないというわけでもありませんし、
出来る子はドンドン上の級を目指してOKな検定となっています😀
逆に6年生だからといって6級を受験する場合は、6年の途中で受験することになるので
まだ習っていない勉強が出てきちゃうんです。
うちは予習して受験させてきましたが、習っていないのを教えるのって少々大変ですし
ホントなら1つ下のレベルを受験するのが無理のない受験で良いと思います。
算数検定はかず・かたち検定とは異なり会場に行って受検となります。
試験の合否発表のあと、採点済の答案用紙と合格していれば合格証が送られてきます。
リンク:数学検定・算数検定
【参考】気になる合格ライン
いずれ改正はあるかもしれませんが、2021年9月6日の時点では上の表の通りです。
かず・かたち検定は10問/15問中
算数検定は全問題の70%程度
となっていました。
【参考】結構高い!合格率
2020年の合格率の表を見ると
かず・かたち検定 ゴールドスター:98.4%
かず・かたち検定 シルバースター:99.5%
算数検定は6級でも81.8%
結構高いですね!
検定に役立つお勧めの書籍
うちは算数検定何回もやっていますが、1番お勧めなのがこちら。
過去問題集で過去問が6回分入っています(級によって違ったらスイマセン)
やっぱ本番と同じ形式に慣れておいた方が良いと思うので私は必ず購入します。
過去問を繰り返し繰り返し間違えなくなるまで解きます。
答えのページは解説がしっかり載っているので教える側も教えやすい。
本音を言えば6回と言わずにもっと入れて欲しいですね^^;
2目目紹介します。
文章題が苦手なのでこちらも毎年買います。
これね、問題自体はとっても良いと思うんですが
なぜか問題のページに解き方や答えも載っちゃってるんです。
解き方や答えを見ながら練習しましょうってことみたい^^;
さすがに確認テストは答えが別のページにありますが量が少ない。
うちではなので問題文を書き写して解かせてます。
これが若干めんどくさい。
問題と一緒に解き方と答えが載ってるほうが良い人には超おすすめの1冊です。
お勧め最後
本試験を模擬した試験が全部で5つ入っていました(級によって違ったらスイマセン)
これの良い所は問題1つ1つに濃厚な解説がついた問題集です。
今年始めて買ったのですが、解説が問題のページの3倍以上はありそうです^^
しっかり解説欲しい人向けの1冊です。
上2つは数学検定から出た問題集ですが、この本は成美堂出版の
まとめ
ダラダラと書いちゃいましたが、少しでも役に立ったら幸いです。
試験の申し込みや詳細は数検のHPに載っていおります。
興味があったら親子で検定に挑戦、是非やってみてくださいね。
リンク:数学検定・算数検定