為替(かわせ)とは何か?世界一わかりやすいお金の勉強

豊かに暮らすためにはお金の仕組みを知ることがとても大事です。この記事を最後まで読むと、このような悩みが解決します。

為替って、なんとなくしか知らないや。

学校で習ったけどチンプンカンプン

子供にお金の仕組みを教えたいけど、教え方が難しいなぁ。

そもそも為替(かわせ)ってなに?

為替はお金の代わりに発行する証書(手形)のことです。

昔むかし江戸時代。

商人たちは仕事でお金を持って出かける必要がありました。
例えば江戸から大阪まで商品の仕入れに出かける際、長い道中お金を持ち歩いていると強盗や盗難にあうかもしれないので危険です。

そこで商人たちはお金の代わりとなる『為替手形』を使うようになりました。

これなら安心してで商売に出かけられる。そして商売の時に為替手形をお金に戻せばオッケー。

為替手形は両替商に行くと現金と引き替えに発行してもらえます。そして現金に戻すときは為替手形を持って再び両替商に行きます。

為替手形の誕生により取引先まで現金を持ち歩く必要がなくなったので安全に取引が出来るようになったんです。

なるほど、為替とは現金の代わりとして発行された証書のことだったんだね。

ちなみにクレジットカード支払いや銀行振り込みも現金の代わりなので為替の一種と言えますね。

外国為替と為替レート

通貨が異なる国同士、例えば日本円をドルに替える事は外国為替といいます。

では、ここからは具体的に説明します。ところで100円で何ドルと交換出来ると思いますか?

ニュースで1ドル104円とか言ってるよね。でもいつも微妙に値段が違うような。

そうですね、正解は… 『その時によって交換出来る値段は違う』が答えですね。

1ドルが100円の時もあれば104円の時もある。

このように別の国の通貨に交換するとき、いくらで交換出来るか(交換比率)を為替レートといいます

ふーん、でも何で為替レートってその時によって変っちゃうの?

確かに1ドル100円って決めておいてくれた方が取引しやすい気がしますが、実際は変動していますね。

ではその国の通過の価値が変動する仕組みを考えていきましょう。

欲しい人が多いと価値は上がる

物の価値って買う人が多いと上がる仕組みになっていて、通貨も同じように上がります。

??? チョット意味わかんない。

では具体的に例を挙げてみましょ。

例えば八百屋さんにみかんが2種類売っていたとしましょう。
甘くて美味しいみかん
●普通のみかん

 同じ値段だったらどっちのほうがが売れますか?

そりゃ甘くて美味しいみかんですよね。

甘くて美味しいみかんは値段が高くても買う人も出てきます。高くても売れるんです。

対して普通のみかんは安くしないと売れませんよね。なので価値が下がったりします。

ではもう1つ例を挙げるので想像してみてください。

今度はみかんと、バナナでいきましょう。どちらもみんなが大好きで大人気の果物です。

★みかんの産地で記録的な大雨が続いた影響で、あまり収穫できませんでした
★バナナは例年の2倍収穫できました

この場合、欲しい人数に対してみかんの数は少ないので価値は上がる。つまり値段は上がりますね。

対してバナナは値段が下がってしまいます。

このように買う人に対して物の数が多い、少ないで価値が変ってくるんです。

では、例えを出すのでイメージしてみてください。

あなたは甘くて美味しいみかんと、普通のみかんを誰かと交換することになりました。どんな交換の仕方が平等になると思いますか?

答えの一例です。
甘くて美味しいみかん1個と普通のみかん2個と交換する

個数まで合っている必要はなく、みかんの個数を変えて価値を釣り合わせる想像が出来ればOKです。

心優しい人は『美味しくても、まずくてもみかん1個には変わりはない』と考えて1個で交換を考えた人もいるかもしれませんね。その答え自体は素敵なのですが、今回は世間の人がどういう取引なら皆が納得するか?で考えると理解出来ると思います。

では、通貨の話に戻りましょう。

通貨もみかんと同じように皆がが欲しいと思う通貨は価値が上がって行くんですね。

円安と円高とは?

どちらかが円の価値が上がるんだけど、どっちだったっけ??

大丈夫!みかんの話を読んで理解していただけると、円安と円高は既にマスターしたことになります!

みかんを使って説明しますね。

1個50円の日本のみかんをアメリカの人が買おうとしています。1ドル札を日本円に替えると1ドルが100円になったので、みかんを2個買うことが出来ました。また別の日に買おうとしたら、この日は1ドルが200円だったので、みかんは4個買うことが出来ました。

みかんが2個から4個になったということは、ドルの方が価値が高いんだ。ということは円安になったという事か!

ピンポーン

1ドルでより沢山みかんが買えると言うことは、ドルの価値が上がった事を意味します。つまり円の価値は下がる、それが円安なのです。

逆に円の価値が上がることは円高と言います。
例えば1ドルを両替したとき昨日は100円と替えられたのに今日は90円にしか替えられなかった時。円の価値が上がったんですね。昨日は50円のみかんが2個買えたのに、90円じゃ1個しか買えません。

ふーん。円高の時よりも円安の時の方がみかんが多く買われちゃう、つまりみかんが安く買われちゃうってことだよね。

日本にとっては円高のほうが物が高く売れて良いって事でしょ?

そうとも限りません。

確かに円高の時は円の価値が上がっているので日本のものは高い値段で売れることになります。

逆に海外の物は安く輸入できることになりますね。

だけど同時に日本の輸出するものが高くて売れにくくなるんですよ。

通貨の取引は東京外国為替市場とうきょうがいこくかわせしじょう

日本の外国通貨の売買は東京外国為替市場で行います。

おっ確かにニュースで聞いたことがあるけど、東京にあるの?

ありそうですが存在しないんですよ。

東京外国為替市場は場所が存在しません。

株を売買する東京証券取引所と違って建物がなく、日本国内で行われている電子取引とか電話による取引全体を総称して東京外国為替市場と呼んでいるだけなんです。売り手と買い手がいればいつでも売買が成立するんですが、それを相対取引あいたいとりひきと言います。

東京外国為替市場はロンドン、ニューヨークに次いで大きいんでーす。

固定為替相場制と変動為替相場制

歴史の勉強中の人は覚えよう!固定為替相場制と変動為替相場制。

日本は戦後為替相場が固定されて1ドル360円と決められている時代がありました。これが固定為替相場制と言います。

変動為替相場制とは、今の為替相場のように価値によって変動ある相場のことです。

今は変動為替相場制

よく聞くFX、こ実はこれも外国為替の取引です

FXとは、「Foreign Exchange」(外国為替証拠金取引)の事です。

FXは為替相場の変動による差額で利益を得ようとする取引です。

例えば、日本円の価値が高いとき(=円高)の時って、安い値段で沢山のドルと替える事が出来るわけです。

昨日 1ドル=100円
今日 1ドル=90円
だったら、1ドル=90円の時の方が円高です。

アメリカの人からすれば、1ドルで1個50円のみかんが2個買えたのに、90円じゃ1個しか買えなくなるわけですから、それはすなわち円の価値が上がっている事になります。

このように、他国の通貨の価値が下がっているときに安く購入し、値段が上がったら高く売ることで利益を生む取引をFXと呼んでいますね。

まとめ

FXをやらないにしても、円高の時に米国ドルを購入しておけば、米国株を購入する際よりお得に買うことが出来ますね。

株をやる為にも為替の仕組みは十分理解しておいて損はありませんので。参考にしてもらえた嬉しいです。