子供がだんだん大きくなると親は家事に追われ、子供だけで遊ばせている事も多くなりませんか?
1人で夢中になって遊んでいるし、今のうちに洗濯物を干しちゃおう!
そんなご家庭が大半なのではないでしょうか。
でも子供って予想外な行動をする事もありますよね。
例えばご家庭の電気製品でいたずらしちゃって火事に!
そんな可能性もゼロではありません。
コンセントに違う物を入れて感電してしまったら・・・
うちはハムスター飼っているからかじってしまうかも・・・
そう、家の中は電化製品で溢れていて危険がいっぱい😵
親子で電化製品の危険性を理解し、安全にお留守番出来るようにまとめましたので
ぜひ親子で確認をして安全に生活できるようにしましょう!
ちなみに平成30年東京消防庁管内で起きた火災は3,972件
そのうち電気の火災は1,205件
全体の30%以上が電気による火災なんです。
家族で防災意識高めておいたら安心ですよね。
漏電の原因と予防方法を知ろう
電化製品は本来電気が漏れないようにプラスチックやゴム製品のような絶縁物質で覆われています。
でもその絶縁物質が切れていたりすると漏れてきちゃいます。
この電気が漏れてきちゃうことを漏電と言います。
ではお子さんが誤って漏電させてしまいそうな原因に絞ってまとめます。
水をかけて漏電させてしまう場合
水って電気を通しやすいんです。
プラグやコンセントや電化製品に水をかけてしまうと水を伝って漏電してしまいます。
例えば飲み物をこぼしてコンセントに水が跳ねてしまった時とか。
結構ありえる状況ではないでしょうか?
確かに、子供はすぐこぼすからなぁ
まだあります!
他には水まわりに注意が必要です。
例えば洗面所のドライヤーとか濡れた手でコンセントに触ったら危険ですね。
例えば洗面所にありがちなドライヤー。濡れた手でコンセントを抜き差しするだけでも危険です。
洗面所やキッチンに水にかかりそうなコンセントや電化製品がないか確認し、水がかかってしまうと漏電してしまうこと、自分が感電してしまうことも教えてあげましょう。
ペットによって漏電する場合
我が家も可愛いデグーを飼っていますが、この子達がコンセントを噛んでしまうと絶縁物質が切れて漏電する危険があります。
ペットの部屋んぽ中、気がついたらコンセントを噛んでいた・・・なんていう可能性、結構ありますよね!
危険なのは噛む行為だけではありません。
こんな状況浮かびませんか?
おしっこをかけちゃって漏電
これも結構あり得る話ですよね!
お子さんがペットを室内に放し飼いにして思わぬ火事に・・・
そんな最悪な状況を回避させるには、やはりペット用のサークルで遊ばせるなど工夫をしてあげましょう。
ペット用のサークルって??
サークルは小屋から出して触れあいたいけどコンセントをかじられたくないときに等
ペットを囲っておくことが出来ます。
1つ紹介しておきます。
↓このペットサークルはレイアウトも結構変えられますし、半透明のパネルで見た目もお洒落😀
タコ足配線
電源タップ(テーブルタップ)のタコ足配も注意が必要です。
複数のタップがついているやつで、コンセントが1つしかないときでも、複数電気をつなげることができますよね。
タコ足が悪いのではなく、電源タップには流すことが出来る電流の量が決まっていて
超えちゃうと電源タップが過熱してきて最悪出火に繋がってしまうとか。
電源タップには必ず上限が書いてあるので、超えないよう気をつけましょう。
ホコリによるトラッキング現象で漏電
ホコリは例えば家具や家電製品の裏側とか普段なかなか見えないところのコンセントは積もりがち。
湿気を含んだホコリは漏電しやすくなるのでとっても危険なんですよ。
よく聞くと思いますがこれが『トラッキング現象』というやつです。
定期的に点検をしましょう。
怖い!
でも家具が邪魔で掃除しにくい所もあるから大変だなぁ。
そうなんですよね。
なかなか掃除出来ないところもあるので、我が家で使っている商品を紹介します。
↓ホコリが入らないよう差し込み口にシャッターがついているのでホコリが入らないようになっています。
↓使わないコンセントにキャップをします。ハンドル付きなので簡単に外せます。
(小さな赤ちゃんがいるご家庭は外しにくいハンドル無しがお勧め)
↓既に使っているコンセントにはこれ。
難燃性のシリコンゴムをコンセントとの間に挟み込んで使います😀
使用期限や劣化、故障がないか確認する
大人は定期点検をしっかりしましょう。
家電製品や電源タップには使用期限がありますので切れていたら取り替える、これを徹底しましょう。
上の画像は我が家の扇風機。
製造年月日と使用期間が書いてあるのがわかるでしょうか。
この使用期間を気にしないで使い続けるのは危険です。
古い扇風機を使い続けて火事、結構聞くのでうちは使用期限を守るようにしています。
漏電を防ぐアース線
ちょっと話が反れますが、洗濯機などにはアース線がついているかと思います。
アース線は万が一漏電、落雷のときでも電気が地中に流れていってくれるものです。
洗濯機は故障して水が漏れたりとか、もしものことを考えてアース線がついているんでしょうね。
アース線の差し込みは専用のものなのですが、追加したい場合は有資格者の電気屋さんにお願いすることになります。
ついてないお宅は検討してみてはいかがでしょうか😃
【まとめ】子供に伝えよう!漏電の原因
色々書いてしまいましたが、
お子さんにはわかる範囲で、例えば以下の注意を教えてあげましょう。
・水やホコリがあると電気が漏れ出してきてしまう
・電気が出てくると火事の原因や自分が感電してしまう
・コンセントや電気製品は濡れた手で触らない
・飲み物は近くで飲まない
もしこぼしたら大人にすぐ相談
・ペットを放し飼いにしない
・電源タップは使って良い量が決まっているから、コンセントを付け足したいときはまず大人に相談
知っておくだけでも予防になるので是非教えてあげてください。
また家族みんなで漏電しそうな場所がないか家中をチェックしてみてもいいですね。