突然ですが皆さん、財布のひも、ゆるいですか?
私はちょっと前までユルユルでした^^;
私の親は、これといって子供にお金の勉強はしませんでした。
自分のお小遣いをやりくりして身につけさせたかったのでしょう。
そんな親に感謝しつつも、やはりお金の使い方や貯め方を知っておきたかったなと思う今日この頃です。
だって・・・知ってます?
サラリーマンとして働いても、昔より全然稼げない!
詳しくは後ほど説明しますが、私は稼げない会社員。
おまけに浪費家。
以前の私は贅沢はしないけど、安いものを無計画に買ったりして結果使いすぎてしまっていました。
安いからってついつい買いすぎちゃうんです。
お金の勉強は大事!
計画的に資産運用出来る子に育てたい!
そう思ってお金の勉強を始めることにしたんです。
子供にはもっとお金の勉強をさせたい!
こんな風に思っている親御さん、私も同じです!
また、
いやいや、子供にはまだ早すぎるでしょ!
こんな風に思っている親御さんにも是非知って貰いたいことがありますので最後まで読んでいただけたらと思います(^o^)
お金の勉強は子供のうちから!貯え増やす力を育てねば!
低金利の時代、銀行にお金を預けてきても全然増えないですよね。。。かつて郵便局の定期預金が10%を超えたという話も聞いたことがあります。
加えてサ会社員の給与が全然上がらないってご存知ですか?
上のグラフは年収ラボというHPにあった平均年収の推移です。
ドンドン下がっていますね!
昔の会社員よりも、今の方がずっと厳しく今後は上がるか下がるかは誰にもわかりませんよね。
子供たちが大人になったとき今よりも賃金が下がっているかもと考えると心配です。
子供の将来が不安だ・・・
そう思う親心、わかって貰えたかと思います。
だから私はお金の勉強を子供と一緒にすることにしたんです。
自分も詳しくないけど、調べれば案外すぐわかることが多いので少しずつですが教えることが出来ています。
学校教育に期待出来ない。お金の勉強は親子で取り組むべき
学校教育ではお金の勉強したかな・・・???
正直全然覚えていませんが、恐らく
『日銀はお金を作ってます』
とか
『税金とは』みたいな事は習ったかもしれません。
そんなものだけで済ませちゃダメですよー!
高校で投資信託の勉強は始まるそうですが、やるからには資産運用の方法をしっかり教えて貰いたいです。
だって生きるために必要な知識ですよ?
お金上手に貯められない子に育ったら困っちゃうじゃないですか。
例えば、国の制度には申請すれば節税出来る制度がいくつかあります。
上手く利用すれば取られる税金が減らせるのに、知らない人って結構多い。
なんで教えないんでしょ^^;
じゃあ、誰が教えれば良いの?
私たち親がいるじゃないですか。
子供の1番のお手本であり、先生にもなれる私たちが教えるのが1番。
えー!ちょっと自信ないなぁ。
ゆっくりでいいし、頻度も時々でもいい。
何年もかけて一緒に学べば良いんです。
このお金の勉強シリーズ記事は、今後も記事を追加していく予定ですが
今回はお金についての説明と、消費税の教え方を教えちゃいます!
お金の勉強を始める前に!お金って何?
お金の勉強って何から教えたらいいの?
お子さんに何から教えたら良いか、まずはお金ってどんなものか?について話してあげましょう。
『お金って何?』
こんな風に聞いたら
「これじゃん!」って100円玉見せてくるお子さんもいるかもしれませんね😀
『お金とは、物と交換できる価値のあるもの』
まずはこの認識を親子で共有しましょう。
例えばスーパーで人参と100円を物々交換します。
当たり前の話ですが、こうした売買は100円が人参と同じ価値だから成り立つわけです。
いやいや、当たり前じゃん!
ってお子さんに突っ込まれそうですが、この前提から話したほうがこの先の話も理解しやすいはず。
省略せずに教えてあげましょう!
当たり前の話でも、知っている話題が始まると子供も嫌がらず聞いてくれる
では、続いてお金の歴史になります。
昔々は人々は物々交換をしていました。
魚と肉の交換、魚と野菜の交換・・・こんな感じです。
だけど、いつも魚が捕れるとは限らないですし交換してくれる人を探している間に魚が腐ってしまうこともあったでしょう。
そんな状況でお金は誕生しました。
もともと紙幣や硬貨は後から作られたもので、その前は金(きん)がお金として使われてきました。
物々交換に使っていた金(きん)が、あるとき足らなくなってきたので代わりに紙幣や硬貨が作られるようになったんです。
だけど・・・
金(きん)って美しいだけじゃなくて、限られた資源ですよね。採掘し続けているけど、枯渇してしまいます。
だからこそ金(きん)には価値があるんですが、どうやって紙幣や硬貨が金(きん)の代わりにできたんでしょ?
紙幣なんて、元はただの紙切れですしね。良質な紙は使っていそうだけど。。。
答えは、
『信用』
なんだか急にうさんくさい感じになっちゃったかもですが
●●円は金●gと同じ価値になる
皆がそうやって認識することで、紙幣は金(きん)の代わりになれたというわけです。
まるで催眠術のような話ですが、簡単に手に入らなくて綺麗な金(きん)だから成立したんでしょうかね(^o^)
日常の会話からお金の勉強を始めよう
我が家の体験談になりますが、うちは身近なところからお金の勉強を始めて子供が理解出来るか探り探り進めました。
まずは小学3年の子供に最初は消費税から始めました。
%は習っていませんでしたが、小数点や分数、量(リットルとか)も習い始めているのでパーセント(%)の考え方も理解する事が出来ました。
小数点や分数、量がわかると『1』より小さい数の感覚が出来ているのでパーセントの理解も早い!
子供が楽しく学べる環境作りを心がける
子供にとってお金の勉強は簡単なものではないかもしれません。
ですが親子で楽しみながら学んでいけば楽しく取り組むことができます。
子供が継続してお金の勉強に取り組むには、少々親の努力が必要になってきます。
●子供が身近にあるものや理解している物を利用してあげる
●出来たらメチャクチャ褒める
上記3つを考慮しながら取り組んであげてください。
特に身近なものや子供が知っている知識を沢山入れてあげるのはお勧め!理解力が高まります。逆に知らない用語ばっかり出てくる説明は飽きちゃいますので避けましょう。
消費税とは?を簡単に説明しよう
最初から難しい話をする必要は無く、なんとなく理解が出来ればOK
例えばこんな感じです。
消費税は、皆が暮らしやすくなるために国が使う為のお金だよ。
ノートが1冊100円だったら10円の消費税が足されるよ。
最初はこの程度で十分です。
100%は1である感覚を養う
買い物を通じて少しずつお金を出し合ってるんだなー。
ややこしい説明が苦手な子供には1が100%で・・・などと数字をいくつも出す表現は混乱させるので出来るだけ使いません。
最初はいくつか例を出して子供と100%は満タンのイメージをつけます。
『牛乳パックに牛乳が満タン、それが牛乳が100%入っていることだよ』
忍たま乱太郎の歌で『100%勇気♪』を歌いながら100%のイメージ
こんな風に理解しやすくて楽しくなる例を考えて出してあげます。
子供が理解しやすい説明って、いつも一緒の親御さんが1番よくわかっているはずです。
どんな例を出したら楽しんで聞いてくれるかな?という気持ちで考えてあげましょう。
さあ、100%が満タンのイメージがついてきたら次のステップです。
1より小さい大きさを思い出させてあげましょう。
3年生はリットル、デシリットル、ミリリットルを習得しているので
牛乳パックを使って牛乳が満タンで1Lであることも思い出させてあげます。
理解出来たようなら『10%が10こ集まると100%』のようなイメージで10%についても理解させてあげましょう。
もしくは、今度は1dL(デシリットル)を使って10%のイメージをつけるのもアリです。
大人はあまり使わないですが小学生は習ったばっかりなので身近な単位。
ちなみに100ml=1dL、1000ml=10dL=1L
ですが、1dLで10%のイメージをつけると数字が1だったり10だったりするので混乱のもとかもしれません。
この辺はお子さんに合わせて説明を工夫してあげてください。
続いて習った事のある分数も使ってイメージを定着させてあげましょう。
ピザを4つに分けたら4分の1。4分の4揃ったら1になる。
このあたりで満タンが100%、さらにそれが1だという感覚を養える
このように既に習得済の勉強を例に出してやることで、まだ習っていない%の感覚を養うことが出来ます。
実際に物の値段で消費税を計算してみよう
ここまで来たら、あとは楽勝。
100円の10%の消費税を計算させてみてください。結構わかると思います。
100円の10%は10円ですね。
すぐに答えられなかったお子さんは、どこか勘違いや思い込みがあって理解の妨げをしているのかもしれません。
感覚を養う所からゆっくり教えてあげましょう。
忙しくて教えてあげられる時間が取れない時
教えてあげたいけれど、忙しくてゆっくり話す時間が・・・
忙しくて中々時間の取れないご家庭も多いかと思います。
そうなんですよね。
実際うちも毎日出来ているわけではなく、ちょっとした隙間時間を使ってやっていて
リットルの例えは牛乳を飲みながらでしたし、消費税の計算の練習は買い物にいく道中の車の中だったり店内でした。
コンビニにポケモンのカードゲームを買いに行くときは「それでは問題です、税込みと税抜きとありますが何でしょうか?」
こんな感じです。
まだ小学生だから単純。クイズにするだけで簡単に乗せられます(^_^)
楽しくさせられたらこっちのものです。
また小学校高学年から中学生くらいのお子様なら、子供向けの本がお勧め出来ます。
●14歳からのお金の話
池上彰さんの本で、どこの本屋さんでも見かける気がします。
イラストが多くてわかりやすい表現が沢山使われているので、小学校高学年から読めると思います。
●13歳からの金融入門
こちらはお話を読んでいる感覚でスラスラ読めちゃう本です。
かなり読みやすいので最初の一冊にいいかもしれません。
Amazonから無料でサンプルも見れるので訪れてみてくださいね😊
●親子で学ぶお金と経済の図鑑
図鑑なので、全部読まずに知りたいところだけぬ手軽でいいです。
まとめ
いかがでしたか?
親子で一緒に楽しくお金の勉強をして、豊かな暮らしを手に入れましょう!
日本の教育に頼らなくてもお金の勉強は出来る!
そしてこのブログを通じて、お金の教育の必要性が広まれば良いなと思っています。
次回はもうちょっと踏み込んだお金の勉強を紹介します。
最後まで読んでいただき有り難うございました。
↓関連記事はコチラ↓
【親子でお金の勉強】配当金や配当利回りの計算方法